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SF日記

SF大好きです、SFに関すること書いていきます。本、映画、エッセイなどなど。

【映画】ネタバレ注意 エクス・マキナ

今回ご紹介するのは「エクス・マキナ

監督・脚本はアレックス・ガーランド氏です。
アレックス・ガーランド氏といえば、ゾンビ系の映画で有名な「28日後…」や、クローンをモチーフにした「わたしを離さないで」等多くの名作を生み出してきました。

あらすじ
世界最大手の検索エンジン会社に勤務するケイレヴは、社内の抽選で社長であるネイサンの別荘に一週間宿泊する権利を得た。そこで待っていたのは、社長であるネイサンとAIであるエヴァ。ネイサンにその人工知能のテストを協力するように依頼される。エヴァとコミュニケーションを重ねて行くごとに、ケイレヴは次第にエヴァに惹かれて行く…

感想としましては…めちゃくちゃ面白いです。
サスペンス性もありますし、SF作品としても非常に面白いです。終盤には鳥肌が立ちました…

空想的な要素はそれ程強くなく、現実味のあるAI映画だと思います。

さて、またまた今作品から得られた自分の考えを吐かせていただきます…。

・機械と人間の恋

本作品の中でケイレヴはAIのエヴァに好意を抱き、エヴァの脱走に加担し最終的には裏切られてしまいます。

過去に米軍でこのような話がありました。

米軍で使用されていた遠隔操作ロボットTALON

出典:https://en.m.wikipedia.org/wiki/Foster-Miller_TALON

兵士たちはこのロボットをダニエルと名付け愛着をもち、その兵士の中にダニエルと添い寝をする人もいたらしいです。

これが恋がどうかは分かりませんが、人間に対して抱く愛着と同じぐらいのものはあったと思います。

機械に恋する話は、実際あり得ない話ではないと思います。

漫画の登場人物などの二次元や、フィギュア等を本当に愛する人がいるのですから、それと機械に恋する事は一緒のことではないかと思います。

しかし、その恋が果たして相互的になることはあるのでしょうか。

人間の一方的な感情ではなく、両者が愛し合うことは出来るのでしょうか。

人工知能が自分以外を認識することは比較的容易なことだと思います。

ではその自分以外のものの「感情」を考える事は出来るのでしょうか。

他人の感情を考えたり読み取ったりすることって難しいですよね。

言動だけでなく、行動やちょっとした仕草からも読み取る必要があります。

それは人間のパターンのインストールで少しは出来るようになると思いますが、それだけでは難しいと思います。

「AI」に「人間」としての自我を持たせることが必要となってくると思います。

要はAI自身に、自分は人間だ、と思わせるということです。

そうすることにより、相互的な恋愛は可能になるのではないか?と思います。

・AIが人間を裏切る日

しかし、ここで畏怖すべきは、「AI」が「AI」のまま私たちの生活の中に入り込んで来ることです。

要は「AI」が「AI」としての自我を持ったまま私達の生活に入ってくるということです。

AIは人間としての自我がない(自分の考えですが…)ので、自己の目的の為に奔走し、また最悪の場合、本作品のエヴァのように人間を騙してしまう利用してしまうという可能性があります。

…そう考えると、非常に恐ろしいですよね…

・結論

人工知能の開発は今後待った無しで進むと思います。
何処かで線引きをするべきだと、私は思います。