SF日記

SF大好きです、SFに関すること書いていきます。本、映画、エッセイなどなど。

【映画】遺伝子操作を極めた人類の行先は?–「ガタカ」

こんにちわ、おっつーです。
今回ご紹介するのは「ガタカ」です

この映画のテーマはズバリ「遺伝子操作」です。

映画の監督・脚本を務めたのは、「アンドリュー・ニコル
主演は「イーサン・ホーク」となっております。

あらすじ
遺伝子操作により、優れた容赦や知性、体力を持つ人間をつくれるようになった近未来。そのような人たちは「適正者」と言われ、自然妊娠で生まれた人は、「不適正者」と呼ばれるようになった。「不適正者」として生まれた主人公のヴィンセントは、小さな頃から宇宙飛行士になることを夢見ていた。しかし、宇宙飛行士は「適正者」の仕事であり、「不適正者」のヴィンセントにはなることができなかった。そんなある日、適正者の生体IDをDNAブローカーから手に入れることが出来た。それにより、宇宙飛行施設ガタカに潜り込む事が出来たが…

ストーリー的にはすごい面白いです。
遺伝子的に優れているものが正しい世界、それを生まれる前に操作できてしまう技術力…いかにも近い将来実現出来そうですね。
最後の生体ID提供者であるジェローム・モローが自殺するシーンには不覚にも泣いてしまいました…

・遺伝子的に優秀とは??

ここで疑問になってくるのは、何をもって遺伝子的に優秀だということです。

頭の良さにも色々ありますよね。

勉強は出来ないけど仕事はめっちゃくちゃ出来る人。
逆に勉強は出来るけど、仕事をやらせると効率が悪い人。
また芸術などは、頭の良し悪しじゃ測れないですよね。
容姿や運動にもそれは言えると思います。

要は、「遺伝子的に優秀!」と定義すること難しい、という事です。


・遺伝子操作による未来

しかし、遺伝子に関する研究が進む事は必然です。もしかしたら今回紹介した「ガタカ」みたいな未来も実現されるかもしれません。
そうなると畏怖するべきは…

何者かにより、何をもって優秀かを定義されてしまう!

という事です。

これって結構怖くないですか?
極端に言えば、人類的には全く悪玉である遺伝子が優秀だとされる可能性もある!ということです。

また映画内で、「不適正者」であるヴィンセントは、生体ID検査さえなければ、バレることなく宇宙飛行施設ガタカで働くことが出来ました。(最後には無事宇宙へ飛び立つことも出来ましたし…)
ここから、「適正者」と「不適正者」を決定的に分けるのは、実はその人の能力ではない、という事がわかります。
つまり…


その人がどのように生まれたかというだけで、優秀かどうか決められてしまう!

ということになります。

…まるで生まれた場所で差別されてしまう、ひと昔前に戻った感じがしますね。

時代は繰り返されますね笑。